これらをインストールしなくてもMegaRAID SAS 9260-4iはESXi5上で問題なくRAIDカードとして利用できますがアレイの状態が確認できないと不便なのでインストールしてみます
公式サイト(MegaRAID SAS 9260 4i)からLatest LSISAS2108/2208 Certified SMIS ProviderとMegaCLI 5.5 P1をダウンロードしてきます
※ 下記解説ではダウンロードしたファイル群はdatastore1のdriversディレクトリの中に設置しているものとします
Latest LSISAS2108/2208 Certified SMIS Providerのインストール
# esxcli software acceptance set --level=CommunitySupported # esxcli software vib install -d /vmfs/volumes/datastore1/drivers/VMW-ESX-5.0.0-lsiprovider-500.04.V0.38-0006-offline_bundle-1154845.zip
成功すると次のようにステータスをvSphere Clientから確認できるようになります
MegaCLI 5.5 P1のインストール
# esxcli software acceptance set --level=CommunitySupported # mkdir MegaCLI # mv 8.07.07_MegaCLI.zip MegaCLI # cd MegaCLI # unzip 8.07.07_MegaCLI.zip # esxcli software vib install -v /vmfs/volumes/datastore1/drivers/MegaCLI/VmwareMN/vmware-esx-MegaCli-8.07.07.vib --no-sig-check
成功すると/opt/lsi/MegaCLI/の中にMegaCliコマンドと共有ライブラリlibstorelib.soが作成されています
MegaCliコマンドを使用することでRAIDカードの情報の表示や設定が行えます
しかし、これだけ書いておいて言うのもなんですが当環境(BBUなし/RAID1)ではESXi5上のゲストマシンで書き込みに対してパフォーマンス低下を確認しました・・・
ファームウエアの問題なのか相性問題なのかはっきりしていませんがこれらの組み合わせはあまりお勧めできないかもしれません
参考サイト
Monitoring an LSI MegaRAID on ESXi 5
Updating LSI MegaRAID firmware in VMware ESXi 5 | Kirk Kosinski
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