rootを有効にした際には,root権限での作業での危険性をよく勉強して置いて下さい.
常用は非常に危険です.システムメンテナンスやroot権限を使用するほとんどの作業は
“sudo (コマンド)”か, 端末からの”su -[enter]”を使って行えるはずです.
rootでのログインは,どうしても権限が必要な時に,最小限の操作のみ行う様に心がけ
使用するべきです.
ubuntuが(サーバーもありますが,)ビジネスクライアントをターゲットにしていることを考えて,
日常の文書作成,メールの送受信,Webブラウジングなどは,root以外のユーザで行いましょう.
変更箇所は, [ログイン画面], [ユーザとグループ] です.
1. 画面上部のツールバーメニューから,
[システム] – [システム管理] – [ログイン画面] をたどってクリックします.
管理ユーザのパスワードを聞くダイヤログが出ますので, 初期ユーザのパスワードを入力します.
2. [ログイン画面の設定]ウインドウが開いたら. 右から2番目の[セキュリティ]タブを選びます.
[セキュリティ]タブの中の下半分のところにある, [セキュリティ] 項目の,
[□ システム管理者(ローカル)のログインを許可する(A)] にチェックを入れます.
[□ TCP接続を禁止する(D)]もチェックを入れて置きます.
※ [□ システム管理者(リモート)のログインを許可する(L)] と間違わないで下さい.
サーバー用途でも, rootのリモートログイン許可はしない方が良いです.
リモートログインでの作業が必要なら, sshを使用すべきです. 理由が理解できない
場合は,リモートログインは使用しない方が良いと思います.
sshを使用する場合でも, 必ず通常ユーザとしてログインしてから”su -[enter]”を
使って下さい.
[リモート]タブの[スタイル(S)]項目も[リモート・ログインを無効にする]を選んで
置いた方が良いと思います.
4. 画面上部のツールバーメニューから,
[システム] – [システム管理] – [ユーザとグループ] をたどってクリックします.
管理ユーザのパスワードを聞くダイヤログが出ますので, 初期ユーザのパスワードを入力します.
5. [ユーザの設定]ウインドウが開くと,”(初期ユーザID)”と,”root”が並んでいると思います.
“root”を選んで,ウインドウの右に並んでいるボタンの[プロパティ(P)]を押します.
[アカウント’root’のプロパティ] ウインドウが開きます.
6. [アカウント]タブが選ばれていると思います.このタブの下半分にある[パスワード]項目を見ると,
◎[パスワードを手動で設定する]が選ばれていて,すぐ下の入力欄[パスワード(P)],[パスワードの
確認(F)] には,今の初期ユーザと同じパスワードが設定されています.これを任意のパスワードに
書き換えます.(設定したパスワードは控えて置いて下さい.)
※ [ユーザの権限]タブで’root’の使用出来るデバイス等の制限が行えます.適宜設定を変更した方が
安全だと思います.わたしはチェックを全て外しています.(デフォルトだったかも知れません.)
引用元
Ubuntu日本語フォーラムさま
http://forum.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?pid=1330
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